ブダペストでインド料理!「タージ・マハル」(Taj Mahal)

前にご紹介した「インディゴ」(INDIGO)のほかにも、ブダペストにはインド料理のお店が数多く点在しています。「インディゴ」(INDIGO)と同じくらい私が通いつめているのが、ペシュト側にある「タージ・マハル」(Taj Mahal)。最初にこのお店を教えてくれた友人も、もともとはブダペスト在住のインド人の知人から教えてもらったとのこと。ちょうどこの記事を書いた前日も、2人で激辛料理を堪能してきました。
(訪問日:2018年3月31日、2018年11月3日)

店内の雰囲気

ブダペスト西駅からも歩いて10分くらいの裏通りの角。窓の半分にカーテンが設置されていて外から中が見えにくいので、どことなくプライベート感があります。




店内は、とってもゴージャスなインテリア。天井からはシャンデリアがぶら下がっていて、まるでインドにあるレストランにいるかのようなエキゾチックな空間です(本場には行ったことがないのですが)。

民族衣装を纏った女性の店員さんが応対してくれるので、ますます本格的な雰囲気です。

注文したメニュー

昨日はドリンクにラッシー(Lassi)を注文。私は写真左のサフラン・ラッシー(Saffron Lassi 870フォリント)を、友人は写真右のマンゴー・ラッシー(Mango Lassi 870フォリント)を選びました。

サフランのラッシーにはピスタチオのスライスもトッピングされていて、食感も楽しめました。ちなみに前にソルティー・ラッシー(Salty Lassi 790フォリント)という塩味のラッシーも飲んだことがあります。甘いのが苦手な方にはそちらがオススメです。


料理はチキンメニューの中からチキン 65(Chikin 65 3,320フォリント)と、フィッシュメニューの中からサーモン・ティッカ・マサラ(Salmon Tikka Masala 3,470フォリント)の2品注文して、2人でシェアすることに。まもなくワゴンに乗って運ばれてきました。

このチキン 65は前にも食べたことがあるのですが、実はこのお店でも最激辛メニューのひとつ。注文時に店員さんにも「すっごく辛いけど大丈夫?」と毎回聞かれているくらいです。

そもそも「チキン 65」というのは南インドの料理で香辛料を使った唐揚げで、「65」という数字の由来は「1965年に誕生した」とか、「65種類のスパイスを使っている」とか、「生まれて65日目の鶏をを使っている」とか、「65番目のメニューだった」などなど諸説あるとのことです。実際、ひと口食べただけで顔から頭にかけて一気に汗が吹き出すの辛さ。もう、激辛を通り越して極辛。たぶん私が今までに食べた料理の中で一番辛い、といえるくらいの辛さでした。それでもその辛さが美味しくて、すっかりヤミツキになりながら2人であっという間に完食しました。


それに比べて、もうひとつのサーモン・ティッカ・マサラはもう少し穏やかな辛さでした。

タンドールでタマネギと一緒にソテーされたサーモンが、小鍋いっぱいにゴロリと入っていて、食べ応えも満点。


いずれもライスメニューより選んだ、グリーンピースのプラオ(Peas Pulao 960フォリント)とプラオ・ライス(Pulao Rice 960フォリント)と一緒にいただきました。

バスマティ米ってカレーなどインド料理にぴったりなんですよね。それにしても、いっぱい汗をかきました。

店舗情報・アクセス

住所:1067 Budapest, Szondi utca 40, Hungary
電話番号:+36-1-3010-447
公式ホームページ:http://www.tajmahal.hu/en/
アクセス:
・トロリーバス 72番、73番、76番 フェルディナーンド橋(イザベッラ通り)(Ferdinánd híd (Izabella utca))停留所より、徒歩2-3分
・地下鉄1号線 コダーイ円形広場(Kodály körönd)駅より、徒歩6分
・地下鉄1号線 ヴェレシュマルティ通り(Vörösmarty utca)駅より、徒歩7分

どういうわけか、1日経ってこうして記事を書きながら写真を見ているだけでも汗が出てきてしまっています。ちなみにもうひとつの最激辛メニューは「チキン・ヴィンダルー」(Chicken Vindaloo)で、そちらもなかなかのツワモノです。本格インド料理はもちろん激辛メニューがお好きな方、もちブダペストを訪れる機会がありましたら、このお店にもぜひ足を運んで観てくださいね(笑)。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。