実はハンガリーはフォアグラの名産国。フランスに次いで世界第2位の生産量を誇っており、ハンガリーの特産品「フンガリクム(Hungaricum)」にも認定されています。ブダペストにおいても、フォアグラを扱っているレストランは数多くありますが、中でも私のおすすめは、ブダペストのペシュト側中心部にある「コム・シェ・ソワ」(Comme Chez Soi)。このお店で、まさに「人生を変えるフォアグラ」に出逢えました。
(訪問日:2017年7月22日、2017年12月14日)
店内の雰囲気
地下鉄1号線のヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)駅を出て、歩行者専用のショッピングストリートであるヴァーツィ通り(Váci utca)を少し歩いた路地裏。静かな佇まいなので見逃しそうですが、黄色で書かれた店名が目印です。
人気店とのことなので、あらかじめ公式ホームページに掲載されている電話番号かメールで予約しておきます。予約しないで入ろうとして、残念そうな表情でお店の外へと帰っていくお客さんを今まで何度も目にしてきたので、やはり予約は必須だと思われます。
店内に入ると、陽気な店員さんが迎え入れてくれました。とても小さなお店で、すれ違うのもやっとといった感じです。壁にはワインボトルなどが所狭しと飾られています。
注文したメニュー
いつも3人で訪れて、いろんな料理を注文してシェアすることにしています。日本語のメニューもあり、店員さんもある程度日本語で接客してくれるので、とてもわかりやすいです。まずは前菜に、ビーフのカルパッチョ、パルメザン添え(2,900フォリント )を注文。
薄くスライスされた牛肉がひんやりと冷製仕立てに。あっという間になくなってしまいました。
メインには、リンゴのパンと焼きフォアグラ添え(6,900フォリント )。スタッフが熱々のフライパンごと提供してくれます。
ひとりずつお皿にマッシュポテトをサーブしてくれて、その上にフライパンからフォアグラとリンゴのソテーを盛り付けてくれます。そのパフォーマンスから楽しめるのも嬉しいです。
肉厚のフォアグラの旨味をたっぷり味わいながら、至福の時間をしばし堪能。こんなに大振りのフォアグラをいただける機会って、なかなかないですよね。白ワインがどんどん進みそうな美味しさです。
3人以上で訪れると、ほかのメニューもいろいろと味わうことができます。こちらのお店はフォアグラも名物なのですが、本来は地中海料理の専門店。シーフードを使ったパスタも絶品ばかりです。
例えばこちらのサーモンのパスタ(2,900フォリント )や、
別の機会には、シーフードスパゲッティ(5,900フォリント)を注文しました。
その上質な美味しさもさながら、アルデンテの食感もしっかり味わえます。
そして、注文していなくても「サービス」ということでデザートが付いてきます(※サービス料としてしっかり含まれています)。毎回内容は変わるのですが、この日はチョコレートとレモンのシャーベット、そして甘いトカイワインが付いてました。
店舗情報・アクセス
住所:1051 Budapest, Aranykez utca 2. Hungary
電話番号:+36-1-318-3943
公式ホームページ:http://www.commechezsoi.hu/index2.html
アクセス:地下鉄1号線 ヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)駅より、徒歩4分
フォアグラも含めてどのお料理も美味しいので、日本から家族や友人が来た際には、必ずといってよいほどの頻度でお連れしています。
ちなみに、2018年4月現在月曜日と日曜日が定休日です。また、クレジットカードは未対応で会計は現金のみとなりますので、ご注意くださいね。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。