ブダペストでスペイン料理!「パタ・ネグラ・ブダ」(Pata Negra Buda)

この日は友人とブダペスト2区にあるルカーチ温泉(Szent Lukács Gyógyfürdő)に行こうという話をしていて、その前に軽く食事ができるお店を探した結果見つけたのが、スペイン料理のお店「パタ・ネグラ・ブダ」(Pata Negra Buda)。実は前にも訪れたことがあって、メニューはタパス=小皿料理が中心なので、お腹の空き具合に応じてちょこちょこといただけるという印象がありました。というわけで、15時台というランチタイムにはちょっと遅い時間に足を運んできました。
(訪問日:2019年3月24日)

店内の雰囲気

ブダペストの中心地からはちょっと離れていますが、マルギット橋のブダ側のたもとから徒歩圏内。ルカーチ温泉や「グル=ババの霊廟とバラ園」(Gül Baba Türbe és rózsakert)といった観光スポットも近くにあるので、その前後に立ち寄るにも便利なロケーションです。




窓から差し込む陽光が明るい店内は、タイルの装飾などがどことなくスペインのバールを想起させるとてもお洒落な空間。




壁側にはずらりと並べられたドリンクやワインのボトルのディスプレイや、

生ハムの原木がますます雰囲気を盛り上げてくれます。




それだけでとても開放的な気分になってしまって、この後温泉に行こうとしていたはずなのに、ついついサングリア(Sangria)を注文。

たっぷりデカンタで1,850フォリントでした。

注文したメニュー

アルコールだけだとあとで大変なことになると思われるので、マグネシウム入り炭酸水(Magnéziummal dúsított víz 490フォリント)も注文。

こちらはお店のオリジナル商品で、品質や環境配慮にとことんこだわりながら、ボトル1本ごとに30フォリントを「子ども給食支援基金」(Gyermekétkeztetési Alapítvány)に寄付する、という仕組みとなっているとのこと。お水の味自体とても美味しかったですし、そういった社会貢献に繋がる取り組みにも心から共感しました。


お料理は友人と2人で相談しながらあれこれと選びました。ほうれん草のひよこ豆添え(ESPINACAS CON GARBANZOS 1,150フォリント)や、

ホタテの白ワインソース添え(VIEIRA CON SALSA DE CAVA 2,750フォリント)、

チョリソーの赤ワイン煮(CHORIZO AL VINO TINTO 1,290フォリント)とアンチョビのヴィネガー漬け(BOQUERONES EN VINAGRE 1,190フォリント)、

そしてサーロインステーキの羊チーズがけ(SOLOMILLO MANCHEGO 1,650フォリント)にマッシュルームのハーブ炒め(CHAMPINONES A LAS HIERBAS 890フォリント)と、

ちょこちょこと注文。どれも小皿で少量ずつのボリュームで提供されるのを見ながら、なんだか日本の居酒屋を思い出して懐かしくなりました。温泉に行く前だったので2人でこれくらいに留めましたが、こうして量を調整できるのがなんとも嬉しいところです。

店舗情報・アクセス

住所:1023 Budapest, Frankel Leó út 55, Hungary
電話番号:+36-1-438-3227
公式ホームページ:https://patanegra.hu/en/tapasbar/home/
アクセス:
・トラム17番、19番、41番 コムヤーディ・ベーラ通り(Komjádi Béla utca)停留所より、徒歩2分
・バス9番、109番、チャーサールーコムヤーディ水泳場(Császár-Komjádi uszoda)停留所より、徒歩4分

しっかりお食事をするというよりは、サングリアやワインを片手に軽くつまむ、というシーンにピッタリのお店です。
ちなみにドナウ川の対岸ペシュト側の支店はブダペスト9区のカールヴィン広場(Kálvin tér)にあるとのことなので、そちらもとても気になります。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。