5月は所用のため、ブダペストから夜行列車に乗って約17時間かけて、ルーマニアの首都ブカレストへ。なかなかの長旅でしたが、列車の旅ってやっぱりワクワクするものですね。滞在2日目のランチには、街の北部ヘラストラウ公園(Parcului Herăstrău)近くの「City Gate」というオフィスビル18階にある「18 ラウンジ」(18 Lounge)へ。 窓から見える景色は文句なしに最高でした。
(訪問日:2018年5月17日)
店内の雰囲気
このビルにはMicrosoftやNokiaなど数々のグローバル企業が入っていて、エントランスに入る前からかなり洗練された雰囲気。専用のエスカレーターを18階で降りると、紫を基調としたインテリアのラグジュアリーな空間が迎えてくれました。
窓際の席に着席。窓の向こうには公園の中にあるヘラストラウ湖(Lacul Herăstrău)や凱旋門(Arcul de Triumf)もはっきり見えます。夜は夜で、夜景が綺麗なんだろうなぁ。
さらに気分を盛り上げるべく、白ワインのグラスで乾杯。
注文したメニュー
ランチタイムは日替わりのメニューがスープとサラダバーとメインが付いてなんと25レイ(約690円)だったので、迷わず注文しました。滞在中ずっと感じていたのですが、ルーマニアの物価って日本と比べて格段に安いのです。こんなにお洒落なレストランなのに感激。
スープは2種類のうち、オニオンスープ(Supa de capa cu cruton de parmezan)を選びました。
スープの上に、パンとパルメザンチーズが乗っています。タマネギの上品な味わいが、口と胃の中に優しく広がりました。
そしてカウンターにあるサラダバーにて、軽く盛り付けてみました。
生野菜や根菜サラダ、ツナ、チーズなど種類は豊富。ハニーマスタードソースを添えました。ちなみに豆腐のように見えるのはフェタチーズです。野菜もたっぷり摂れるのは嬉しいですね。
メインも2種類から選べたのですが、もう1つが品切れになっていたので、自動的にこちらのヴァッレ・ダオスタのチキンとトランシルヴァニアのポテト(Valdostana de pui si cartofi ardelenesti)となりました。
「ヴァッレ・ダオスタ」とはイタリア北西部の州名。どのあたりがそれらしいのかはよくわからなかったのですが、潰したポテトの上にグリルチキン、さらにその上にチーズを挟んだハムが乗っていて、ほんのり甘酸っぱいソースで味付けられていました。もしかしたらそのチーズがヴァッレ・ダオスタ産のものだったのかもしれません。チキンはムネ肉だったので割と淡白な味わいで、それをハムとチーズと一緒にいただくというのは、個人的にはなかなか新鮮な組み合わせでした。
店舗情報・アクセス
住所:City Gate, South Tower, Etaj 18, Piața Presei Libere 3-5, București, Romania
電話番号:+40-733-501-401
公式ホームページ:http://www.18lounge.ro
アクセス:
・バス各線 Piaţa Presei Libere停留所より、徒歩4-5分
・バス・トラム各線 Piata Presei停留所より、徒歩10-11分
ブカレストの中心地からはちょっと離れていますが、景色を楽しみながらゆっくりランチタイムを満喫できました。もしこのビル内の会社に勤めていたら、確実に毎日通っちゃいそうです。ディナータイムやバータイムはさらにロマンチックな雰囲気となることでしょうね。また機会を作って訪れてみたいものです。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。