私自身がブダペストの中国料理店の中で一番美味しいと思っているのが、ブダペスト14区の「ワン・メシュテル・キーナイ・コニハーヤ」(Wang Mester Kínai Konyhája)。その料理長ワン氏のプロデュースの「ビアン・ビストロー」(Biang Bisztró)をこのブログで紹介して以来、中央市場の近くの支店「ビアン・ビストロー・ヴァームハーズ・ケルート」(Biang Bisztró Vámház körút)もずっと気になっていました。そうこうしているうちに、思いがけない流れで語学学校で知り合った中国人の友人たちと一緒にここでランチすることに。どうやら本場出身の友人たちにとっても、オススメのお店とのことだったのです。
(訪問日:2018年8月31日)
店内の雰囲気
お店があるのは、ブダペストの主要観光スポットでもある中央市場の並び、ヴァームハーズ環状通り(Vámház körút)沿い。
「ビャンビャン麺」の「ビャン」の字というあの難解な漢字の看板が目印です。
店内は2階構造で、開放的な地上階はキッチンとテーブル席。
上階にはシンプルなインテリアながらもお洒落な空間が広がっていました。
注文したメニュー
オクトゴン(Oktogon)店のメニューにはなかったのですが、こちらにはあのビャンビャン麺も取り扱っているとのこと。というわけでビャンビャン麺 チキン(Biang Biang Teszta Csirkés 2,180フォリント)を迷わず注文しました。
幅広い長さに成形されたモチモチの食感の麺が、花山椒などのスパイスがピリリと効いた漬け汁とマッチしていて、絶妙に美味しかったです。添えられていたシャキシャキの生のキュウリも食感のアクセントに。
そして、友人たちが揃いも揃って「麺だけだと足りないからこちらも注文した方がいいと思う!」とアドバイスしてくれて、追加で1品注文したのがこちらの水煎包 チキン(Sült Baozi Csirkés 1,380フォリント)。
私、餃子というか小籠包というか、こういう小麦粉の生地に肉餡が包まれている料理が大好きなんです。外側の生地がモッチモチの食感ならなおさら。というわけで、まだランチタイムだというのにその食感と絶妙な味わいをすっかり満喫してしまいました。
店舗情報・アクセス
住所:1093 Budapest, Vámház krt. 5, Hungary
公式Facebook:https://www.facebook.com/pg/biangbisztrovamhaz/
アクセス:
・トラム47番線、47B番線、48番線、49番線 フェーヴァーム広場 M(Fővám tér M)駅より、徒歩1分
・バス15番、115番、トロリーバス83番 フェーヴァーム広場 M(Fővám tér M)駅より、徒歩1分
・地下鉄4号線 フェーヴァーム広場(Fővám tér)駅より、徒歩2分
で、私は飲み物に普通にコカコーラゼロを注文したのですが、一緒にいた友人たちはそれぞれこちらの中国茶とココナッツジュースを注文していました。
特にココナッツジュースの方はどこかしら日本のスポーツ新聞の中吊り広告を彷彿させるようなインパクトあるパッケージで、記載されている漢字を見ればなんとなく特徴がわかるというのが斬新でした。ともあれ、遥か離れたブダペストで本場出身の友人たちとこうした体験ができたのは、とっても嬉しかったです。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。