ブダペストでハンガリー料理!「ポジョニ・キシュヴェンデーグレー」(Pozsonyi Kisvendéglő)

日本から10年来の友人が遊びに来てくれたので、ランチはやっぱり伝統的なハンガリー料理。このブログで既にご紹介した各お店もオススメだったのですが、前から気になっていたペシュト側ブダペスト13区のポジョニ・キシュヴェンデーグレー」(Pozsonyi Kisvendéglő)に足を運んでみました。ベジタリアン料理の専門店「ネムシュティ」(nemsüti)もそうなのですが、このあたりは多くの飲食店が集まっていて、私が今一番注目しているエリアなのです。
(訪問日:2018年6月22日)

店内の雰囲気

お店に着いたら既に行列ができかかっていたのですが、2人だったので2人用のテーブル席にすんなり案内してもらえました。

この日はちょっと肌寒かったので、テラス席という気分ではなかったんですよね。ちょうど空いていたのはラッキーでした。

店内のテーブル席はこのように木のパーティションで隔てられていて、赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスとともに雰囲気を出しています。昔ながらの伝統的なハンガリー料理レストランといった趣きです。

注文したメニュー

まずはハンガリーの代表的な名物料理、グヤーシュレヴェシュ(Gulyásleves 1,050フォリント)を注文。

ボグラーチ(bogrács)という鍋の小型版で提供されました。中には牛肉やジャガイモ、ニンジンなどがゴロゴロたっぷり入っています。

しっかりパプリカが効いた味わいで、私が今まで経験したブダペストのレストランの中でもトップレベルの美味しさでした。ブダペスト初訪問の友人を連れてきて大正解でした。

メインは2種類を注文してシェア。こちらはマルハペルケルト (Marhapörkölt 1,800フォリント)。

ガルシュカ(Galuska 650フォリント)を添えるのが私のお気に入りです。ほんのりパプリカの風味で、じっくりシチューのように煮込まれた牛肉との組み合わせが絶妙。
ちなみにこの料理が運ばれてきた次の瞬間、隣にいたイタリア人のグループに「写真撮らせて!」とお願いされたので、快く応対しました。ブダペストに初めて来たということもあり、こんなに魅力的なメニューがあったなんて予想もしていなかったとのことです。「味見していいよ」と差し出したのですが、「明日試してみる」とのこと。どうやら旅行ではなくビジネスでの長期滞在のようでした。

そしてもう1つは、ブラッショーイ・アプローペチェニェ(Brassói aprópecsenye 2,500フォリント)。

角切りの豚肉とフライドポテトのミックスで、「ヴェレシュ・ポシュタコチ・レストラン」(Vörös Postakocsi Restaurant)​のものとはまた違った美味しさ。こうして名物料理を食べ比べすると、それぞれのお店の特徴があって面白いです。
ちなみにこちらの料理もテーブルに着いた瞬間に、しっかり隣のイタリア人グループに撮影されました。写真だと伝わらないかもしれませんが、それだけビジュアル的にもインパクトがあったわけなのです。

食べ切れなかった分は包んでもらってテイクアウト。お家に帰ってからのお楽しみがまたひとつ増えました。

店舗情報・アクセス

住所:1137 Budapest, Radnóti Miklós utca 38, Hungary
電話番号:+36-1-787-4877
公式ホームページ:https://pozsonyi-kisvendeglo.eatbu.com
アクセス:
・トロリーバス75番、76番 ラドノーティ・ミクローシュ通り(Radnóti Miklós utca)停留所より、徒歩1分
・トラム4番、6番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩5分
・トラム2番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩6分

平日は週替わりのメニューもあり、イタリア人グループの反対側、パーティション越しの隣のグループはそちらを注文しているようでした。個人的にハンガリー料理の中でも大好物のテルテット・カーポスタ(Töltött káposzta 1,950フォリント)も気になっていたのですが、残念ながらそちらは冬季限定とのこと。なので、今から冬が待ち遠しいです。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。

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