ブダペストでハンガリー料理!「ペシュト・ブダ 」(PEST-BUDA)

観光客で賑わうブダペストの王宮の丘を歩いていると、お洒落なレストランを多く見かけます。ホテルとレストランともに名高い「ペシュト・ブダ」(PEST-BUDA)もそのひとつ。ホテルはなんと1696年創業とのことで、ハンガリー最古のホテルなのです。さらにレストランは洗練されたハンガリー料理が美味しいと聞きつけて、女3人で訪れてみました。
(訪問日:2017年12月11日)

店内の雰囲気

お店はマーチャーシュ教会の近くにあります。「ルスヴルム」(Ruszwurm)からも歩いて2分くらい。外観からしてとても可愛らしい雰囲気です。

ランチタイムが始まる12時前に入りました。が、店内の写真を撮った直後に次々と席が埋まり満席に。ハンガリー語での会話も聞こえたので、観光客だけでなくハンガリー人にとっても人気店のようです。

ちょうどクリスマス前だったので、店内には随所にクリスマスの飾り付けがあり、赤が貴重のインテリアにマッチしていました。テーブルナプキンの赤と白のチェック柄もアクセントになっています。

注文したメニュー

私はハンガリー料理の中でも一番大好きなロールキャベツ料理、テルテット・カーポスタ(töltött káposzta 3,680フォリント )を注文しました。

挽き肉などのフィリングをキャベツの葉で巻いて、パプリカのスパイスで味付けた上品で繊細な美味しさ。サワークリームを添えることでほど良い酸味が加わって、絶妙な味わいになっています。

同行者の1人はマルハペルケルト(marhapörkölt 4,260フォリント )という牛肉の煮込みをチョイス。

付け合わせにベリーのソースと、サクサクジャガイモの揚げパンのようなものが付いていました。ひと口味見させてもらったところ、ほろほろと柔らかい牛肉が濃厚な味付けに煮込まれていて、赤ワインとの相性もピッタリでした。

もう1人の同行者は鶏肉のパプリカ煮込み、チルケパプリカーシュ(csirkepaprikás 3,880フォリント )をチョイス。

ブダペスト市内でも、観光客のお店などでは鶏のムネ肉だけで煮込んでいるお店が多いのですが、ここではモモ肉も含むさまざまな部位が入っていました。部位により味わいや食感の違いも愉しめます。付け合わせはガルシュカ(galuska)という、小麦粉で作ったすいとんのようなもの。パプリカとサワークリームの酸味とチキンの旨味が融合したソースで、いくらでも食べられちゃいそうです。

ちなみに今回注文した3つは、私自身が大好きなハンガリー料理でTOP5にランクインするメニュー。初めて入るハンガリー料理店では必ずといってもいいほど、いずれかを注文しています。同店では伝統的ながらも現代的な要素が加わった仕上がりとなっていて、その味わい深さをじっくりと堪能できました。

店舗情報・アクセス

住所:1014 Budapest, Fortuna utca 3. Hungary
電話番号:+36-1-225-0377
公式ホームページ:https://www.pest-buda.com/main-page.html
アクセス:
・バス16番、16A番、116番 セントハーロムシャーグ広場(Szentháromság tér)停留所より、徒歩3分
・バス16番、16A番、116番 ウィーン門広場(Bécsi kapu tér)停留所より、徒歩3分

お店のホームページによると、近隣やドナウ川対岸のペシュト側も含めて、数多くの系列店があるとのこと。いずれもまだ足を運んだことがないのですが、いずれもスタイリッシュな雰囲気でお料理も美味しそうです。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。