日本からお友達がブダペストまで来てくれたので、リクエストに応えてお洒落なお店を検索。そういえばセーチェニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd)の向こうのブダ側に、素敵な雰囲気のレストランがあったことを思い出しました。その名は「デーリネー」(Déryné)。別の友人に様子を聞いてみたところ、かなりの人気店とのことだったので、念のため予め公式ホームページより予約をしてから足を運んでみました。
(訪問日:2018年9月18日)
店内の雰囲気
お店があるのは、ブダ側のクリスティナ広場(Krisztina tér)。厳密には大きな建物の一部なのですが、まるで一軒家レストランのような佇まいです。
テラス席もあり、外観からしてとても洗練された雰囲気です。
入口で予約をしていたことを伝えると、奥の方に案内されました。店内はテーブル席がメインで、中央にはムーディーなカウンター席も。
私たちのテーブルは店内奥のオープンキッチンの前の静かな一画でした。写真でお伝えできないのが残念ですが、あたり一帯に美味しそうな香りが立ち込めていました。
注文したメニュー
この日は4人で入店。前菜はシェアし、メインはひとり1品注文することに。そしてほどなくお店自家製のパンが運ばれてきました。
このパンが、皮はカリカリ&中はフワフワという絶妙な食感かつ絶妙な味わい。前菜がまだだというのについつい欲張って食べてしまいました。
前菜その1にタコのサラダ(Octopus Salad 3,480フォリント)を注文。
こちらにも、カリカリに焼いたパンの薄切りスライスが添えられていました。タコのプリプリとした食感を満喫。
前菜その2は、クリスピー・ダック・サラダ(Crispy Duck Salad 3,980フォリント)。メニューで強調されていたので、おそらくこのお店のオススメメニューです。
スプラウトがたっぷりトッピングされている、その中身には、
カリッカリに揚げた鴨肉のフリット。ドレッシングも好きな味付けでした。
で、私がメインに注文したのは、こちらもメニューで強調されていた野生の猪肉のパプリカーシュ(Wild boar paprikash 3,980フォリント)。自家製パンのスライスも添えられていました。
「野生」とはいえど臭みなどはまったくなく、とはいえ豚肉とはまたちょっと違った味わいで、全体的に上品にまとめられているパプリカ煮込みでした。
ちなみに付け合わせにはカロリーを考慮して、ブロッコリーをチョイス。
これがまたまさかの予想外な形でやって来たんですよね。茎がこんなに長いナチュラルなブロッコリー、久しぶりに見ました。バターで炒めてあり、ブロッコリー本来の味わいがぎっしりつまっていて、付け合わせのはずなのにこれだけで一品として成立するような完成度。
エゲルの人気ワイナリー「セント・アンドレア」(St.Andrea)の赤ワインもどんどん進みました。
店舗情報・アクセス
住所:1013 Budapest, Krisztina tér 3, Hungary
電話番号:+36-1-225-1407
公式ホームページ:http://bistroderyne.com
アクセス:
・トラム56番、56A番、バス16番、105番、178番 クリスティナ広場(Krisztina tér)停留所より、徒歩1分
・バス5番、178番 アラグート通り(Alagút utca)停留所より、徒歩3分
メニューにはなんと日本発の鹿児島牛のステーキも。入口付近の区画では生演奏もあり、文字通り上質な時間を過ごせました。モーニングメニューも充実しているし、日曜日にはブランチメニューも提供しているとのこと。また違う時間帯にも訪れて見たいです。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。