実はまだタイには行ったことがないのですが、ココナッツミルクの風味が効いたタイカレーは大好物。ブダペストでもタイ料理のお店を随時探索中です。本場の味そのもの・・・かどうかはわからないものの、美味しいお店がばかりで、どのお店も甲乙付けがたい感じです。その中で今回はアンドラーシ通り(Andrássy út)沿いにある「トム・ヤム」(Tom Yum)のご紹介です。とある土曜日のランチタイムに友人と2人で訪問しました。
(訪問日:2018年6月9日)
店内の雰囲気
お店があるのは、ヨーロッパ大陸で最も歴史のあるブダペスト地下鉄1号のバイチ・ジリンスキ通り(Bajcsy-Zsilinszky út)駅より地上に出てすぐ。聖イシュトヴァーン大聖堂やデアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc tér)も近く、観光に便利なロケーションでもあります。「微笑みの国」さながらのスマイルでお姉さん(の写真看板)がお出迎えしてくれました。
店内は2階構造。地上階のテーブルに案内されました。
予想外にもこぢんまりとしていて、ちょっと意外だなと思ったのですが、化粧室に行くべく階段を上がって上階にたどり着くと、
逆の意味で予想外の広大な空間。地上階と比べてテーブルとの間隔もゆったりしていて、とても落ち着いた雰囲気でした。貸切のパーティーなんかもできそうです。
注文したメニュー
スープと前菜は友人とシェアすることにして、まずは
トム・ヤム(エビ入り)(Tom Yum Shrimp 2,090フォリント)から。
ひと口目から酸味と辛味、そしてほのかな甘みが絶妙に融合した味わいで、すっかりやみつきに。すーっと抜けていくような清涼感と、独特の複雑な風味がたまりません。
ちなみにチキン入りもあって、そちらは1,790フォリントです。
そして忘れてはいけないのが、生春巻きポピアッソ(Paw Pia Sod 1,890フォリント)。
モッチモチのライスペーパーにシャキシャキの野菜とプリップリのエビがたっぷり詰まっていました。タレなしでも美味しいし、タレを付けて変化を付けながら味わいました。これだけでもかなり食べ応えがあったのですが、まだまだ続きます。
メインはゲーンペッ(チキン入り)(Kaeng Ped Chicken 2,290フォリント)というレッドカレーを注文。
ジャスミンライス(Jázmin Rizs 450フォリント )を添えました。ルーはかなり水分多めだったので、そのままスープのようにしても食べてみたり。唐辛子やさまざまなスパイスが組み合わさった辛さに、いつのまにか汗だくになってしまいました。ココナッツミルクの風味がマイルドなアクセントを添えていて、お肉やタケノコやキュウリもたっぷり入っています。
同行した友人は、ゲーンキョワーン(チキン入り)(Kaeng Khiaw Waan Chicken 2,290フォリント)というグリーンカレーを注文していました。
ひと口味見させてもらったところ、こちらは私が注文したゲーンペッよりは辛さは控えめ。とはいえ唐辛子マークが2つ付いていたので(※ゲーンペッの方は3つ)、それなりの辛さです。
ちなみにほとんどのカレーはチキン、ビーフ、ポーク、エビなどから具を選べて、野菜のみにすることも可能。具によって価格も変わりますが、自分好みにカスタマイズできるのが嬉しいです。
店舗情報・アクセス
住所:1065 Budapest, Andrássy út 25, Hungary
電話番号:+36-1-273-09-03
公式ホームページ:http://www.tomyum.hu/etterem/Tom_Yum_Andrassy/
アクセス:
・地下鉄1号線 バイチ・ジリンスキ通り(Bajcsy-Zsilinszky út)駅より、徒歩1分
・バス105番 バイチ・ジリンスキ通り(Bajcsy-Zsilinszky út M)停留所より、徒歩1分
・バス9番、トロリーバス72番 セント・イシュトヴァーン・バジリカ(Szent István Bazilika)停留所より、徒歩2分
・地下鉄1、2、3号線 デアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc tér)駅、その他バス・トラム同停留所より、徒歩2-4分
パッタイ(Phad Thai)やカオマンガイ(Khao Man Kai)などほかのメニューもとっても気になるところ。いつか私も本場タイに行けるといいのですが、それが実現するまではブダペストのタイ気分を満喫することにします。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。