どういうわけかブダペストに来てから、国籍・性別・年齢問わず、ベジタリアンの方と知り合う機会が増えてきました。実際ブダペストにあるレストランでは、多くの場合ベジタリアン向けのメニューを取り扱っていますし、「ネムシュティ」(Nemusüti)を含め、ベジタリアン料理専門のレストランもよく見かける印象があります。ペシュト側の「ナプフェーニェシュ・エーッテレム・エーシュ・ツクラースダ」(Napfényes Étterem és Cukrászda)もそのひとつ。平日のランチタイムにひとり足を運んでみました。
(訪問日:2018年7月10日)
店内の雰囲気
お店があるのは、地下鉄3号線の駅もあるフェレンツィエク広場(Ferenciek tere)のすぐ近く。夏のこの時期は見事に育った街路樹に隠れて若干わかりにくくなっていますが、黄色いファサードが目印です。
「ナプフェーニェシュ」(napfényes)とは、「日当たりが良い」という意味。その名の通りテラス席も気持ち良さそうでしたが、店内も明るくてゆっくりと落ち着ける雰囲気でした。
注文したメニュー
12時から17時まで提供している日替わりのランチメニューより、地中海風野菜の重ね焼き ビーツのフムス添え(Mediterrán rakott zöldségek céklás humusszal 1,500フォリント )を注文。
ビーツとひよこ豆をペーストしたフムスが、鮮やかなピンク色で全体を華やかに彩っています。その下にはナス、ニンジン、ズッキーニなどをスライスしたものが重ね焼きされていて、ほんのりとカレーのような香辛料で味付け。野菜だけなので最初ちょっと足りないかなと思っていたのですが、意外に食べ応えがありました。むしろ野菜そのものの旨味をじっくり味わえたので、かなりの満足感でした。
ドリンクはいつもだったら迷わずビールにしたところなのですが、メニューを見たところ、自家製のレモネードやスムージー、フレッシュジュース、有機ハーブティーなどがバリエーション豊か。レモネードメニューの中からそのネーミングに惹かれて、スリム・フィット・リモナーデー(Slim fit limonádé 400フォリント/2dl)にしました。
キシリトールが入っているとのことで、いろいろと健康効果を期待。その名の通りダイエットにも効果ありますように。
店舗情報・アクセス
住所:1053 Budapest, Ferenciek tere 2. Hungary
電話番号:+36-20-311-0313
公式ホームページ:http://www.napfenyesetterem.hu/english
アクセス:
・バス5番、7番、8E番、108E番、110番、112番、133E番、178番 フェレンツィエク広場 M(Ferenciek tere M)停留所より、徒歩3分
・地下鉄3号線 フェレンツィエク広場(Ferenciek tere)駅より、徒歩1分
パティスリーも併設しているので、ベジタリアン・スイーツも気になるところです。また、通常メニューには、コロジュヴァーリ・テルテット・カーポスタ(Kolozsvári töltött káposzta)などハンガリーの伝統料理も。
野菜が持つ無限の可能性に出逢えそうですね。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。