【閉店】ブダペストでカフェタイム「エウローパ・カーヴェーハーズ・エーシュ・ツクラースダ」(Európa Kávéház és Cukrászda)

【お知らせ】
私自身がブダペストでの生活を始めてから何度もお世話になった「エウローパ・カーヴェーハーズ・エーシュ・ツクラースダ」(Európa Kávéház és Cukrászda)、残念なことに2018年10月23日をもって閉店となりました(ケーキ屋部分は2018年11月中旬頃閉店予定)。
ここのコーヒーとチーズケーキが大好きだったので、とても寂しいです。
私自身の思い出の記録として、この記事は下記に残しておくことにします。
(※2018年10月30日追記)

ブダペスト3区の「カフェ・ファイヴ」(Cafe Fiveのように、なるべく初めてのカフェも開拓中なのだけど、たぶん今まで一番足を運んでいるカフェはヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)近くの「エウローパ・カーヴェーハーズ・エーシュ・ツクラースダ」(Európa Kávéház és Cukrászda)。中心部からのアクセスも便利なので、待ち合わせや打ち合わせにもよく利用しています。パティスリーもあってさまざまな種類のケーキと出逢えるのも魅力です。
(訪問日:2018年6月27日)

店内の雰囲気

お店が位置するには、4番または6番のトラムが走るセント・イシュトヴァーン環状通り(Szent István körút)沿い。トラムの窓からもしっかり確認できる、その名の通りのヨーロピアン・テイストな佇まいです。



店内は、地上階とロフトフロアにテーブル席があり、温かみのある色使いのあるインテリア。

ちなみにトイレは螺旋階段を下った地下にあります。オープンしたのは1998年と比較的新しいのですが、全体的に重厚で落ち着いた雰囲気が漂っています。

毎年の「ハンガリーのケーキ」(Az Magyarország tortája)をはじめ、ショーケースのケーキの種類がとっても充実しているので、コーヒー1杯のつもりで来店してもどうしても何かしら注文してしまいます。

注文したメニュー

というわけで今回もアメリカーノ(Amerivano 540フォリント)を1杯のつもりが、アメリカイ・シャイトトルタ(Amerikai sajttorta 810フォリント)という直訳するとアメリカ風チーズケーキもついつい注文。

ほんのりシナモンが香るサクサクのクッキー生地の上には、濃厚ながら甘み控えめのチーズ生地。表面にはイチゴジャムでナパージュされていて、お店のロゴが入ったホワイトチョコレートが添えられていました。その組み合わせをじっくり味わっているうちに、あっという間に完食。

店舗情報・アクセス

住所:1055 Budapest, Szent István krt. 7, Hungary
電話番号:+36-1-312-2362
公式ホームページ:http://europakavehaz.hu
アクセス:
・バス6番、9番、26番、91番、191番、226番、291番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩1分
・トラム4番、6番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩3分
・トラム2番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩3分
・トロリーバス75番、76番 ヤーサイ・マリ広場(Jászai Mari tér)停留所より、徒歩4分

お店の客層は老若男女で、幅広い世代に愛されている様子。上品な老婦人が数人で談笑していたり、ビジネスマンが打ち合わせをしていたり、シーンもさまざまです。この日は隣に「東京」とロゴの入った初老の男性とそのお孫さんらしいお嬢さんが座っていて、挨拶を交わしたところ、最近日本に旅行したとのこと。そうした些細なやり取りも嬉しいものです。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。