各国でのお土産編、スロヴェニアに続いて今回はルーマニアでのお土産をご紹介します。
ハンガリーの南東部と国境を接する隣国のルーマニアには、これまで2回とも夜行列車で訪問。1回目は去年の4月かつてハンガリー領だったミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)とクルージュ=ナポカ(Cluj-Napoca)へ、2回目は今年の5月に首都ブカレスト(București)を訪れてきました。
(旅行日:2017年4月21日〜24日、2018年5月16〜19日)
ルーマニア産ワイン
しょっぱなからワイン以外にも入った集合写真になっていますが、ワイン単体の写真を撮る前に飲み干してしまったからなのです。どうか悪しからず。まずは真ん中だけご覧になってください。
ルーマニアもヨーロッパ有数のワイン生産国で、その歴史はなんと紀元前から続いているとのことです。写真はルーマニア南部のセガルチュア(Segarcea)のDomeniul Coroaneiというワイナリーの赤ワイン。
うまく言葉では表現できないのですが、ハンガリー産のワインとはまた違った種類の深みのある味わいを感じられました。全体的に価格帯も安めなのも嬉しいところです。
ちなみに写真右の「Borsec」というミネラルウォーターは日本でも通販などで手に入ることができるようです。そして、炭酸入りと炭酸無しを1本ずつ頑張ってブダペストまで持ち帰ったところ、近所のスーパーで普通に売っていたというオチがありました。重量を考えるとお土産には適さないと思われますが、滞在中の水分補給にはぴったりです。何より味が格別。
<参考>
・ルーマニア観光・商務局公式サイト:http://www.romaniatabi.jp/activities/wine_tasting.php
ルーマニア産ビール
先ほどの写真の左にも並んでいますが、外国に来たからにはご当地ビールも楽しみのひとつ。メジャーなブランドは、「ティミショアラ」(Timișoreana)や「チウク」(Ciuc)、
そして「ウルスス」(Ursus)。「ウルスス」は2017年3月よりアサヒグループの傘下となったので、そのうち日本でも販売開始するかもしれませんね。
ルーマニア産調味料
スーパーでお土産になりそうなものを探していたところ、目に入ったのが鮮やかな青のパッケージ。その名も「ミロデニア」(Mirodenia)という名の調味料でした。そのままルーマニア語で「スパイス」の意味だそうです。
ルーマニア語が全くもってわからなくても、パッケージの可愛いイラストで、ニンジン、タマネギ、ネギ、カリフラワー、パセリなどの野菜が入っていることは伝わってきます。そして「100%ナチュラル」だってことも。
こちらはスープの味付けに入れてみたりしました。友人にもお土産に渡したのだけど、喜んでくれていたらいいな。
ルーマニア産のお菓子
スーパーではお菓子を含め、ルーマニア産の商品をすぐに見つけることができました。というのも、パッケージやプライスカードに国旗が目立つようにプリントされているからです。
その中から選んだのが、「ロム」(ROM)と「スルー」(Sly)の商品。どちらもお値段が手頃、というか手頃すぎるので、誰かにプレゼントするためでなく自分用のお土産として購入しました。それにこれくらいのサイズだと、ちょっと小腹が空いた時にぴったりなのです。
ルーマニア発コスメ、ジェロヴィタール(GEROVITAL)
ルーマニアといえば、1960年代から80年代にかけて、ルーマニア共産党の独裁的権力者として君臨したチャウシェスク初代大統領を連想する方も多いかもしれません。その妻であるエレナ夫人が主導したというアンチエイジングプロジェクトで、アナ・アスラン博士が開発した化粧品ラインが「ジェロヴィタール」(GEROVITAL)。特にアンチエイジングクリームが有名ですが、ドラッグストア「ドロゲリーマルクト」(dm-drogeriemarkt)ではヘアケア商品の取り揃えもあったので、自分用のお土産に購入しました。
香りは特段特徴がないのですが、ブダペストの硬水において少なくとも私の髪質には合っていました。あまりに使い心地が良かったので、もっといっぱい買っておくべきだったと後悔しかけたところ、ブダペスト市内でジェロヴィタール商品の販売店を発見。なので、以来ヘアケア商品だけでなく基礎化粧品もそのお店で購入しています。今のところ肌にも合っているようなので、このまま本当にアンチエイジング効果があることをひたすら期待し続けてします(笑)。
その他ルーマニア発コスメ
「ドロゲリーマルクト」(dm-drogeriemarkt)はルーマニアでも展開していて、「ジェロヴィタール」(GEROVITAL)以外にもルーマニア発のコスメに出逢えました。
私のお気に入りは100%天然成分で作られたという「デジャ・ヴ」(Deja Vu)の石鹸。ルーマニア国旗がプリントされた箱も可愛いのですが、何よりその香りに魅せられてしまいました。ラベンダーの香りの石鹸はクローゼットに入れて服の匂い付けにも使っています。
そのほか「ファルメック」(Farmec)のフットクリームも。こうして各国のご当地コスメを試してみるのも楽しみだったりします。
以上、今回も完全に私の個人的な目線でのセレクションとなりましたが、ルーマニアをご旅行する際に少しでもご参考になりますように。私も近々また足を運んでみたいです。今度はブダペストから車で行ってみようかな。
[…] 前回のルーマニア編からだいぶ間が空いてしまいましたが、各国でのお土産編、今回はセルビアでのお土産をご紹介します。ハンガリーの首都ブダペストからバスに乗って、セルビアのノヴィ・サド(Novi Sad)で1泊し、翌日にスボティツァ(Subotica)へ。どの国を訪れても、現地のスーパーであれこれと買い物するのは楽しいものですよね。(旅行日:2019年12月7日〜8日) […]