スロヴェニアで購入したお土産をご紹介!

先日ハンガリーから車を飛ばして、お隣のスロヴェニアを旅行してきました。アドリア海沿いのコペル(Koper)、その後にポストイナ鍾乳洞(Postojnska Jama)や首都リュブリャナ(Ljubljana)、ブレッド湖(Blejsko jezero)と風光明媚な景色をすっかり満喫。
今回は、私が旅行中に友人用や自分用に購入してきたお土産をご紹介します。
(旅行日:2018年5月11〜14日)

ピラン産の塩「ピランスケ・ソリネ」(Piranske Soline)

スロヴェニア南西部、アドリア海に面したピラン(Piran)。この街ではなんと804年頃から塩田があるとのことで、天然の恵みで作られる塩が名産品。その伝統的な製法はユネスコ世界無形文化遺産にも登録されています。
「ピランスケ・ソリネ」(Piranske Soline)は塩や関連商品を取り扱っている専門店で、ピラン以外にも各地にショップがあります。ちょうどブレッド湖の「ザ・パーク・カフェ」(The Park Café)の前にもショップがあったので、立ち寄ってみました。

ちなみに塩田で取れる大粒の天然塩は、フランス語で「フルール・ド・セル」(fleur de sel)と呼ばれ、日本語では「塩の花」という意味。その70g瓶と詰め替え用250gの袋、そしてフルール・ド・セルが入ったダークチョコレートを購入しました。ダークチョコレートはミニサイズを味見させてもらったところ、ほんのりと塩味が口の中に広がる大人の味。ブダペストに戻ってさっそく友人にプレゼントしたら、とても喜んでくれました。
この記事を書く際に知ったのですが、東京にもショップがあるようですよ。

<参考>
・「ピランスケ・ソリネ」(Piranske Soline)公式サイト(※英語):http://www.soline.si/en/
・日本総代理店 株式会社塩崎ビル:http://www.piranske.com

スロヴェニア産ワイン

スロヴェニアは大きく分けて3つのワインの生産地があると聞きつけ、滞在中も「メルカトール」(Mercator)というスーパーでいろいろと買い込んで、毎晩のように飲み比べを楽しみました。
お土産にはスロヴェニア西部のワイン生産地、プリモルスカ(Primorska)地方にあるゴリシュカ・ブルダ(Goriška Brda)のSimčič Karol & Igor & Marijanというワイナリーの赤ワインを購入。

この地方で生産されているレフォシュク(Refošk)というブドウ品種のワインで、ベリー系の爽やかな酸味が特徴的でした。

ちなみに滞在先のコペルもプリモルスカ地方に属していて、ホテルの部屋ではVinakoperの赤ワイン(これもレフォシュク)を飲みました。

こちらもベリー系の風味、かつ緩やかな酸味が美味しかったです。

スロヴェニア産ビール

先ほどの写真にも写り込んでいましたが、スロヴェニア産ビールもお土産に。

代表的なものは「ウニオン」(Union)【写真左】と「ラシュコ」(Laško)【写真右】です。実はどちらもハンガリーのスーパーでも売っているので、こちらは自分用です。ただ、スロヴェニアの空気の中で飲むと、また違った美味しさを感じるような気がしました。気のせいでしょうか?
なお今回重量を考慮して断念したのですが、クラシックなテイストのデザインのボトルタイプも見かけました。ご友人へのお土産などには、そちらもオススメです。

スロヴェニア産アルコールドリンク

お酒の苦手な友人に、スロヴェニア産のソフトドリンクを・・・と買ってきた「ヤボルチュニ・タットゥ」(Jabolčni tat)。

帰ってきて改めてパッケージをよく見たら、”alk. 4,5 vol. %”という文字に気づきました。てっきりアップルサイダーだと思っていたら、アルコールドリンクだったんですね。さしづめ「スロヴェニアの缶酎ハイ」、といったところでしょうか。というわけで、その友人には別のお土産をプレゼントして、ちゃっかり自分用のお土産としました。
調べてみたところ、ネーミングは「りんご泥棒」という意味。りんごの爽やかな酸味が心地良い口当たりでした。こういう缶酎ハイ的なアルコールドリンクは久しぶりだったので、東京に住んでいた頃のことを思い出しました。

スロヴェニア産のキャンディー

旅行のお土産としてよくチョコレートなどのお菓子を買って帰るのですが、スロヴェニアでは割と難航。というのも、スーパーの棚には近隣のクロアチア産やセルビア産のものが多く並んでいて、なかなかスロヴェニア産のものを発見できなかったのです。でもやっとキャンディー売り場の方で、「シュミ(ŠUMI)という1876年創業というスロヴェニアのメーカーの商品に出逢えました。

いくつかあるフレーバーの中から、りんご味を購入。仕事中やドライブのお供に重宝しそうです。

スロヴェニア発コスメのハンドクリーム

スーパーだけでなくドラッグストア「ドロゲリーマルクト」(dm-drogeriemarkt)でもお土産探し。ドイツ発のこのチェーンは、ハンガリーも含め中央ヨーロッパの各国に展開しています。いずれの国でも取り扱っているのはインターナショナルブランドやプライベートブランドが中心ですが、その中でローカルブランドのコスメを見つけるのが楽しみでもあります。
購入したのは、スロヴェニア発のコスメメーカー「アフロディタ」(AFRODITA)のハンドクリーム。

アーモンド(ALMOND)【写真左】とカモミール(CHAMOMILE)【写真右】の2種類を選びました。アーモンドにはアーモンドオイルとシアバター、カモミールにはカモミール抽出エキスと小麦胚芽油が含まれていて、ほかの商品も天然由来成分を使用しているとのこと。お子様向けからアンチエイジングラインもあり、幅広い年齢層で親しまれているようです。



以上、どことなくアルコール成分が高めになってしまっていますが、こうしたお土産探しも旅行の醍醐味のひとつなんですよね。スロヴェニアのグルメや観光情報に関する記事も、今後随時UPする予定です。乞うご期待ください。