サモボルで名物クレムシュニタ「リヴァディチ」(Livadić)

クロアチアの首都ザグレブ(Zagreb)近郊の街サモボル (Samobor)。この街には「クレムシュニタ」(Kremšnita)というお菓子の名店が2店もあるとのことで、そのうちの1店が前回ご紹介した「ウ・プロラズ」(U prolazu)です。一旦サモボル城まで足を伸ばしてから、また中心地トミスラフ広場に戻って、もう1店の名店「リヴァディチ」(Livadić)へ。しっかり食べ比べしてきました。
(訪問日:2019年4月20日)

店内の雰囲気

お店は「ウ・プロラズ」(U prolazu)より歩いてわずか数十秒という近さ。「ホテル・リヴァディチ」(Hotel Livadić)の地上階がカフェになっています。テラス席もとても気持ち良さそう。




店内はいくつかの区画に分かれていて、エントランスに一番近いテーブル席に座りました。

隣の区画にはケーキやアイスクリームのショーケースが並んでいるのが見えます。




化粧室に行くついでに奥の方の区画も見学。

こちらはエントランス近くとはまた違った雰囲気。もしかしたら、ホテル宿泊客の朝食シーンなどにも使われているのかもしれません。
公式ホームページによると、カフェのデザインはウィーンのカフェの影響を受けていて、そのモットーは「家にはいないけれども、家にいるように感じる」だそうです。なんだか素敵ですね。

注文したメニュー

席について早々に、コーヒー(Coffee 8.00クーナ)とクレムシュニタ(Kremšnita 9.00クーナ)を注文しました。

「ウ・プロラズ」(U prolazu)のクレムシュニタと比べると、上下の生地は若干しっとりめで、中のバニラカスタード生地はふんわりと軽い口当たり。それぞれの生地の食感と味わいの組み合わせで、人によって好みが分かれるところだと思うのですが、お店独自の特徴が感じられたような気がしました。
この日2個目なのにもかかわらず、美味しかったのであっというまに完食。

店舗情報・アクセス

住所:Trg kralja Tomislava 1, 10430, Samobor, クロアチア
電話番号:+385-1-3365-850
公式ホームページ:https://www.hotel-livadic.hr/en/cafe/
アクセス:
・中心地トミスラフ広場(Trg kralja Tomislava)前
・サモボル長距離バスターミナルより、徒歩16分

ハンガリーの「クレーメシュ」(krémes)にスロヴェニアの「クレムナ・レジーナ」(kremna rezina)、そしてクロアチアの「クレムシュニタ」(Kremšnita)。似たようなお菓子ながら、やはりお店によって特徴はさまざまです。まだまだ食べ比べしていきたいです!

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。