ブダペストでトルコ料理!「イスタンブル・ケバブ」(Istanbul Kebab)

ハンガリーの首都ブダペストには、ハンガリー料理だけでなく世界各国の料理を楽しめるお店が数多く点在しています。その中でもよく見かけるのが、店頭でくるくるとお肉を焼いている縦型の回転グリルが目印の、トルコ料理のファストフード店。お腹が空いていて、手軽にボリュームいっぱい食べたい時は特にピッタリです。
この日は午前中ちょっとした力仕事をしてエネルギーを補給したい気分だったので、お昼はブダペスト東駅(Budapest Keleti)の向かい側にある「イスタンブル・ケバブ」(Istanbul Kebab)に立ち寄りました。
(訪問日:2017年4月13日)

店内の雰囲気

ちなみにハンガリーでは、どういうわけかトルコ語の「ドネル・ケバブ」(döner kebab)よりも、ギリシャ語での「ギロス」(gyros)という名で親しまれています。こちらのお店は国際列車が発着するブダペスト東駅を出てすぐのところに位置しており、地元の人々にはもちろん、観光客にも大人気のようです。というわけで、英語も通じますのでご心配なく。

店内に入るとすぐカウンターがあり、そこで注文します。私は店内でいただくので、トレイとナイフ&フォークを取って、店員さんにギロス・タール(Gyros-Tál 1,600フォリント )というプレート料理を注文しました。

料理を受け取って、クレジットカードでお会計を済ませて、席に着いたらいつの間にかすごい行列。改めて人気店であることを実感します。なお、テイクアウトするお客さんも多いですし、店内の奥にもテーブル席があるので、1人だったら(相席でもよければ)だいたい座れます。

注文したメニュー

そして、こちらが「ギロス・タール」(Gyros-Tál 1,600フォリント )。

付け合わせには「トルコのお米」という意味の、テレク・リージュ(török rizs)を選びました。「お米」の名が付いていますが、実際はブルグル(bulgur)という複数種の小麦からなる穀物で、トマトなどでピラフっぽく味付けされています。この食感が大好きなのです。ほかにも普通のお米やフライドポテトも選べます。
トマト、レタス、タマネギ、紫キャベツといったたっぷりの野菜と、回転グリルから削ぎ切りしたたっぷりのチキンとともにいただきます。トッピングされたチリソースとヨーグルトソースで、マイルドながらもピリリとスパイシーな味わいに。また、焼いたピタパンも乗っているので、具材を挟んでミニケバブにして味わったりしました。お肉だけでなく野菜もしっかり美味しくいただけるのが嬉しいですね。

なお、女性には(男性にも?)こちらのボリュームはちょっと多すぎるかもしれません。ハーフサイズもありますし、ピタパンやトルティーヤに巻いた手軽なメニューもありますので、お腹の好き具合に応じてどうぞ。私はバッチリ完食しましたが、さすがに夕食は抜きました(笑)。

店舗情報・アクセス

住所:1076 Budapest, Thököly út 2. Hungary
公式ホームページ:https://www.facebook.com/Istanbul-Kebab-Keleti-346323245406507/
アクセス:
・ハンガリー国鉄(MÁV) ブダペスト東(Budapest Keleti)駅より、徒歩1分
・地下鉄2号線、4号線 ケレティ・パーヤウドヴァル(東駅)(Keleti Pályaudvar)駅より、徒歩1分
・バス5番、7番、7E番、8E番、20E番、30番、30A番、108E番、110番、112番、133E番、178番、230番 ケレティ・パーヤウドヴァル(東駅)(Keleti Pályaudvar)停留所より、徒歩1分 など

ブダペストの中心地には、ほかにも「イスタンブル・ケバブ」(Istanbul Kebab)という名のお店が数店舗あり、どこも同じくらい美味しいので、おそらく系列店だと思われます。個人的にはカールヴィン広場(Kálvin tér)にあるお店もオススメです。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。