実は5月のスロヴェニア旅行の2日目は、コペルからポストイナ鍾乳洞を経てブレッド湖に向かう途中、首都リュブリャナにも訪れました。当初の旅行プランには盛り込んでいなかったのですが、ランチをするのに動線的にも時間的にもちょうど良かったのです。
Googleマップで調べてみたところ、中心部のヴォードニク広場のあたりにレストランが多いとのこと。何軒か様子をのぞいてみた結果、「ヴォドニコフ・フラム」(Vodnikov Hram)に入ることにしました。
(訪問日:2018年5月12日)
店内の雰囲気
見上げると、丘の上にはリュブリャナ城。そこへと続くケーブルカー乗り場のある広場のすぐ脇の建物に、お店の入口があります。
店内は、まるで中世のお城のような雰囲気。
壁にはワインのボトルやかつての歴史を語るような絵画が飾られていて、スロヴェニア語で何かしら格言のようなものも書かれていました。
まずはとりあえず、ビールを補給です。
注文したメニュー
いつも通り3人でいろいろ選んでシェアすることに。サラダメニューからはお店の名前がついたサラダ・ヴォドニク(Salad Vodonik 7.70ユーロ)を注文しました。
グリルされたベーコンが豪快に乗っているのが特徴的です。ドレッシングで味付けられたトマトやレタスなどの野菜には、パルメザンチーズやダイス状のパンもトッピングされていて、1皿でさまざまな味わいを楽しめました。これだけでも結構なボリュームです。
続いてメインには、魚介のプレート 2人用(Tris plate 2 pers. 30.00ユーロ)。
イカのフライに、イカのグリルに、中に詰め物したイカのグリルと、魚介というよりイカ尽くしでした。パセリとガーリックのソース、またはタルタルソースとともに。実際今回のスロヴェニア旅行では、普段ハンガリーの生活では滅多にお目にかかれないイカをとにかく満喫してきました。
あともう1品パスタメニューより、自家製イストリア風「フジ」 トリュフ添え(Homemade Istrian “fuži” with truffles 10.00ユーロ)を注文しました。
「フジ」(fuži)というのはイストリア半島の伝統的パスタとのことで、写真のような形状が特徴です。特にスロヴェニアやクロアチアで親しまれているようで、お土産に買って帰ってもよかったかもと、あとになって思いました。クリーミーなトリュフのソースが絶妙に絡んで、もちもちとした食感もたまらなく美味しかったです。
店舗情報・アクセス
住所:Vodnikov trg 2, 1000 Ljubljana, Slovenia
電話番号:+386-41-643-007
公式ホームページ:http://www.vodnikov-hram.si
すっかりお腹いっぱい、というところで、まさかの突然のゲリラ豪雨。
なかなか止まないので市内観光は断念し、ちょっと小雨に切り替わったタイミングを見計らってダッシュで駐車場に逃げ込みました。なんだか文字通りランチのためだけに訪れたリュブリャナ、今度は宿泊などしてゆっくり見て歩きたいです。晴れた日はリュブリャナ城も綺麗なんだろうなぁ。
※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。