ベルリンの人気ケバブ店「ムスタファズ・ゲミューゼ・ケバブ」(Mustafa’s Gemüse Kebap)

所用のため、今年2月にドイツの首都ベルリンに行ってきました。ブダペストからLCCに乗って約1時間半。到着してホテルにチェックインした後、さっそく前からネットで気になっていたケバブ店「ムスタファズ・ゲミューゼ・ケバブ」(Mustafa’s Gemüse Kebap)へ。長い時は1時間以上も並ぶと聞いてはいたのですが、2月の寒空の下でさえ大行列ができていて、その人気っぷりを実感しました。
(訪問日:2018年2月20日)

店内の雰囲気

お店は小さなスタンドで、私が夜20時過ぎに着いた時点でもうこの行列でした。この時点では待ち時間は20分くらいかな、とタカをくくっていたんですけどね。

で、20分少しずつ、本当に少しずつ列が進んで、ようやくここまでたどり着きました。スタンドを覆うビニールカバーには数多くのステッカーが貼られていて、ちょっとしたアートのように見えました。

また20分待って、やっと注文カウンターの近くに。右側に数人用の小さな立食スペースがあります。スタンドということもあり、テイクアウトするお客さんの方が多そうでした。

ドイツ語で「野菜」を意味する「ゲミューゼ」(Gemüse)が店名にあるように、ショーケースには新鮮な野菜がたっぷり並べられています。

注文カウンターを目の前にしてまた10分待機。どうしてこんなにも並ぶのか、その理由がここに来てようやくわかったのですが、あまりにもたくさんのお客さんが来るので、グリルで焼くお肉がなかなか追いつかないからなのですね。

注文したメニュー

行列に並び始めて約50分後で、ついに私の番に。もう21時近くになっていたこともあり、胃にも優しそうな「ゲミューゼケバブ」(Gemüsekebap 3.10ユーロ)という野菜オンリーのケバブを注文しました。

ソースはハーブソース(Kräutersose)にしてもらいました。こんがりと焼いたパンの中には、フライドポテトをメインに、キュウリ、トマト、タマネギ、レタス、セロリなど生野菜のほか、ナスやズッキーニ、パプリカの素揚げもボリュームたっぷりに入っていました。さらにフェタチーズとレモンの酸味が絶妙なアクセントに。大きく口を開けて、少しずついただきながらその美味しさを堪能しました。お肉が入っていないとはいえ、ポテトが存在感があるのでかなりの満足度です。そしてあっという間に完食。50分、いやそれ以上でも並ぶ価値のある、絶品の美味しさでした。

店舗情報・アクセス

住所:Mehringdamm 32, 10961 Berlin,Germany
電話番号:+49-2832-153
公式ホームページ:http://www.mustafas.de
アクセス:
・地下鉄6号線(U6)、7号線(U7) U メーリングダム(U Mehringdamm)駅より、徒歩1分
・バス140番、M19番、N6番、N7番、N42番 U メーリングダム(U Mehringdamm)停留所より、徒歩1分

あとになって改めて公式ホームページを見たところ、中には「秘密の材料」と「たくさんの愛と想い」も入っていて、それらも美味しさの理由のようです。秘密の材料とはいったい何かが気になるところ。また近々食べに行きたいです。

※情報は訪問日時点のものであり、変更されている可能性があります。